プレミア屈指のドリブラーであるサンマクシマン。
ワールドクラスのスピードと高速フェイントを武器にニューカッスルの攻撃を牽引するサンマクシマンの経歴やプレースタイルを徹底解説します!
本記事のテーマ
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猪突猛進型ドリブラー!アラン・サン=マクシマンについて徹底解説!
この記事はこんな疑問を持つ人にオススメ!
- アラン・サン=マクシマンってどんな選手?
- アラン・サン=マクシマンのプレースタイルを知りたい
- アラン・サン=マクシマンの今後は?
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その他のチャンネルでは視聴することが出来ないので要注意だ。
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アラン・サン=マクシマンのプロフィール
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生年月日 : 1996年9月8日
出身 : フランス シャトネ=マラブリー
身長 : 173cm
体重 : 67kg
ポジション : FW/WG
所属 : ニューカッスル
代表歴 : 元U-21フランス代表
サンマクシマンはボールを持ったらドリブルしか選択肢を持たないほどのドリブラーだ。
球離れの悪さや選択肢の少なさから頭の良さはさほど感じられないが、彼の母親によると子供の頃はIQ145を記録していたようだ。
その才能は勉強だけでなく、陸上やクロスカントリー、十種競技などあらゆる分野で発揮され、パリ地方のチャンピオンになった経験もあるそうだ。
サッカー界ではまだまだこれからの選手だが、才能は申し分無いだけに、将来が楽しみな選手の一人だ。
The Gucci Garrincha. The Headband Hagi. The Bandana Beckham. The Sweatband Stoichkov.
— Goal (@goal) September 17, 2021
Allan Saint-Maximin ✨ pic.twitter.com/DJ9tW27S7D
ユース時代
サンマクシマンは中流階級の家庭に生まれ育ち、サッカーの他にも様々競技に参加していた。
最初にその才能を発揮したのは陸上競技で、兄の影響でサッカーを始めた。
兄は当時からサンマクシマンの才能を見抜き、必ずプロになると信じていたようだ。
当時、サンマクシマンは兄とその友達と共にストリートなどでサッカーを楽しんでいた。
ストリートでは周りの子供達よりも明らかに優れたスキルを持っており、地元クラブへのセレクションを受ける機会を得た。
セレクションに合格したサンマクシマンはその他にも様々なクラブで経験を積み、ACBBというフランスでは名門とされる多目的アカデミーに加入した。
ACBBではドリブルが大好きなストリート育ちのサンマクシマンとは真逆の1タッチ・2タッチでボールを回すスタイルだったようで、最初は適応することが困難だったと話している。
しかし持ち前のスキルの高さからクラブでは非常に高い評価を得ることができた。
13歳になるとサッカー連盟直轄の育成施設、INFクレールフォンテーヌに入学。エリートコースを進んでいた。
しかし、INFではわずか6か月で退学を命じられる。数人が絡んだ“いじめ騒動”に関与してしまったからだ。良心の呵責に苛まれ、ただ一人、過ちを告白した結果だった。
その後サンテティエンヌのBチームにに加入すると、クラブで最も優秀な若手の一人とよばれるようになった。
サンテティエンヌ〜モナコ時代
2013年にサンテティエンヌでトップチームに昇格を果たすと、同年にプロデビュー。
サンテティエンヌでは出場機会を得ることができず、モナコへと移籍。
当時のモナコにはベルナルド・シウバ、アントニー・マルシャル、ジョアン・モウチーニョらが在籍しており、ここでも出場機会を得られないままハノーファーへとレンタル移籍した。
ハノーファー時代には、酒井宏樹・山口蛍・清武弘嗣らと共闘している。
その後バスティアへのレンタルを得て、ニースへと完全移籍することとなった。
ニース時代
ニースではバロッテリと強力な攻撃陣を形成しレギュラーとして活躍したが、練習や試合をボイコットする日が増え、サポータや監督から非難されることが多くなった。
一方で試合に出ると必ず圧巻のパフォーマンスを披露していたことから、ミランなどのビッグクラブからも注目されるようになった。
そして2019年に本人が子供の頃から憧れていたプレミアリーグに所属するニューカッスルへの移籍が成立した。
ニューカッスル時代
移籍金1800万ユーロでニューカッスルへの移籍が成立した。
契約期間は2025年までの6年間で、新シーズンから背番号10を背負う契約がなされていた。
プレミア初挑戦となった2019-20シーズンにはリーグ戦26試合に出場し3ゴール4アシストとまずまずの記録を残した。
プレミア初挑戦で苦戦する選手も多い中、サンマクシマンは自身のプレースタイルを一切変えずにシーズンを戦いきった。
2020-21シーズンにも25試合3ゴール4アシストと変わらぬ記録を残している。
フランス代表
U-16から各年代のフランス代表には常連だったが、フル代表の招集経験は未だに無い。
フランス代表にはワールドクラスの選手がひしめき合っており、代表に招集されるのはな並大抵のことではない。
またドリブラーという点においてはムバッペとスタイルが重なっており、現時点では招集を受けるのは非常に難しいだろう。
Allan Saint-Maximin is everything football should be. Five-star skiller, non-stop thriller. The Football Gods need to resurrect Joga Bonito ads for this baller alone. Different gravy. pic.twitter.com/sh95a6Ccdy
— VERSUS (@vsrsus) September 17, 2021
アラン・サン=マクシマンのプレースタイル
アラン・サン=マクシマンはWGやFWを主戦場としている。

2トップや1トップで出場したとしても、サイド流れてボールを受けてドリブルすることを好む。
ボールを受けたらまず最初にドリブルを選択するほどドリブル好きで、相手に囲まれていてもまずはドリブルを仕掛けるのが特徴だ。
スピード・テクニック・フィジカルを併せ持ち、両足を使ってドリブルすることができるため予測することが難しいプレーヤーだ。
ドリブル自体は非常に脅威だが、球離れの悪さを度々指摘されることがある。
球離れの悪さからチーム全体の攻撃が遅くなったり、相手に奪われカウンターを食らうシーンが目立つ。
またシュート精度が高くないため、ドリブルでチャンスを作ったあとが期待できない。
アラン・サン=マクシマンの特徴
アラン・サン=マクシマンの特徴
- 両足を使ったドリブル
- 状況に影響されない突破
両足を使ったドリブル
サンマクシマンはスピードを活かしたドリブルの他、足裏・シザース・ロールなど様々なフェイントを駆使したドリブルが特徴だ。
そして一番脅威なのが、いずれのフェイントも両足で遜色なく使用することができる点だ。
世界のトッププレーヤーであれば利き足と逆であったとしても問題なく使える選手が多いが、サンマクシマンはほとんど利き足と精度が変わらず使用する。
相対するDFとしては、飛び込むタイミングを図ることが非常に難しい。
2019-20シーズンにはドリブル成功数が1試合あたり5.8回と驚異的な数字を叩き出している。
このシーズンのメッシが5.7回となっているため、メッシよりもドリブル成功数の平均が高いということになる。
サンマクシマンの場合、単純に試行回数が多いため、メッシよりもドリブルが上手いというわけでは決して無いが、それでもワールドクラスの選手と方を並べるほどのドリブルスキルを持っていることが伺える。
2021-22シーズンの開幕戦で見せた圧巻のドリブルがコチラ!
Saint Maximin owns Peclan Pice pic.twitter.com/gxq8J6ncb1
— 17 Leeds fan (@fcprosweat) September 17, 2021
状況に影響されない突破
サンマクシマンほど状況に左右されずドリブル突破できるプレーヤーも珍しい。
スペースがある場合はスピードを活かした突破を見せ、スペースがなければ細かいフェイントを使い突破を図る。
相手に囲まれたとしてもフィジカルが強いため、上手く体を使ってボールを守るように持ち運ぶことができる。
味方選手との連携は苦手なようだが、単独突破ができるためある程度相手をひきつけてから味方にパスを出すことも可能だ。
プレミアリーグにはファン・ダイクを始め屈強なDFが多いが、彼らにも負けない唯一無二のスタイルを築いている。
The Flair of Allan Saint-Maximinpic.twitter.com/cDoXU1UOTC
— 🦅 (@W17CFC) September 18, 2021
アラン・サン=マクシマンの今後
所属するニューカッスルではエースナンバーを背負い今後もクラブの中心選手として活躍してくれるだろう。
注目はビッグクラブへのステップアップか。
サンマクシマンのドリブルは既にワールドクラスであり、すぐにでもビッグクラブで通用する。
しかし現代サッカーにおいては、個人の能力よりもチームとして活躍できるかが評価ポイントとなる。
サンマクシマンは球離れや判断が悪いため、ここが改善されない限りはより高いチームへのステップアップは難しいだろう。
「クラブへ移籍してから改善していけば良い」という味方もあるが、球離れの悪さが逆にドリブラーとしての驚異ともなっているため球離れがよくなった場合に彼の良さが消えてしまうリスクもある。
今後ステップアップ狙うのであれば、ニューカッスルでどれだけチームに貢献するプレーをみせれるか、その上で自らの良さを失わないためにどうするかを考えていく必要があるだろう。
また今後代表への招集も視野に入れていくのであれば、”個”だけでなく、”チームプレー”を改善していくのは必至だろう。
逆にいえば、今の弱点を克服することができればフランス代表への招集も十分に見えてくる。
まとめ アラン・サン=マクシマンに注目!
Our man of the match pick for Friday’s game of #PremierLeague is:#NEWLEE Allan Saint-Maximin
— Futbol Doktoru (@DocOfFootball) September 17, 2021
Congratulations for his great performance. pic.twitter.com/nM6VDZArXe
兄とともにストリートでサッカーを始めたサンマクシマン。
その後地元クラブやフランスの名門・ACBBで育成され、サッカー連盟直轄の育成施設・INFクレールフォンテーヌに入学するもいじめ問題から約6ヶ月で退学となってしまう。
退学後にはサンテティエンヌの下部組織に加入、そのままトップチームに昇格するもベンチを温める日々が続く。
出場機会を求めてモナコへと移籍するも、ここではレンタル移籍を繰り返した。
その後加入したニースではバロッテリと共に強力な攻撃陣を形成。
ここでの活躍が認められ、念願かなってプレミアリーグに所属するニューカッスルへと移籍を果たした。
球離れや判断の悪さなどまだまだ改善の余地はあるが、ドリブルに関しては既にワールドクラスの域に達している。
自身の課題を明確にし改善することができれば、世界トッププレーヤーの仲間入りも夢物語では無いだろう。
アラン・サン=マクシマンの活躍に期待しましょう!
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