2021年6月11日(金) – 2021年7月11日(日)にかけて、ヨーロッパ最強国の座を争うUEFA EURO 2020が開催される。
ユーロはヨーロッパ開催ではあるものの、ワールドカップと並ぶ人気を博しています。
本記事ではEURO 2020予選リーグ・グループFの参加国情報と、突破予想について解説していきたいと思います!
本記事のテーマ
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ヨーロッパ最強国決定戦!
ユーロ2020予選リーグ・グループの参加国情報解説!
気になる視聴方法についてもご紹介!
この記事はこんな疑問を持つ人にオススメ!
- ユーロってそもそも何?
- 予選リーグのグループ情報が知りたい!
- ユーロの視聴方法は?
ユーロの概要についてはコチラの記事を参考にしてください!

UEFA EUROは現在WOWOWのみの独占放送となっている。。
DAZNやスカパーでは視聴することが出来ないので要注意だ。
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ユーロ 2020予選リーグ・グループF
順位表
順位 | チーム | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 | 勝ち点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | フランス | 1 | 2 | 0 | 4 | 3 | +1 | 5 |
2 | ドイツ | 1 | 1 | 1 | 6 | 5 | +1 | 4 |
3 | ポルトガル | 1 | 1 | 1 | 7 | 6 | +1 | 4 |
4 | ハンガリー | 0 | 2 | 1 | 3 | 6 | -3 | 2 |
試合日程
試合日 | カード | 視聴方法 |
---|---|---|
6月16日(水)1:00 | ハンガリー 0-3 ポルトガル | WOWOWオンデマンド |
6月16日(水)4:00 | フランス 1-0 ドイツ | WOWOWオンデマンド |
6月19日(土)22:00 | ハンガリー 1-1 フランス | WOWOWオンデマンド |
6月20日(日)1:00 | ポルトガル 2-4 ドイツ | WOWOWオンデマンド |
6月24日(木)4:00 | ポルトガル 2-2 フランス | WOWOWオンデマンド |
6月24日(木)4:00 | ドイツ 2-2 ハンガリ- | WOWOWオンデマンド |
ユーロ 2020 予選リーグ・グループFはハンガリー、ポルトガル、フランス、ドイツで争われる。
このグループFはユーロ 2020の目玉である「死の組」と呼ばれている。
ポルトガルが予選で2位になったことで、前回大会王者・ポルトガル、ロシアW杯王者・フランス、ブラジルW杯王者・ドイツが同組になるという事態が発生した。
プレーオフから勝ち上がって来たハンガリーが気の毒でならない。
ユーロはグループリーグで3位になっても、3位の中から上位4チームは決勝トーナメントに進めるため、ハンガリー相手にもメンバーを落とすこと無く全力で試合に挑むことが予想される。
そんな「死の組」の中でもやはりフランスは頭一つ抜けている。
ロシアW杯では圧倒的強さで優勝を果たし、今大会もワールドカップ優勝したメンバーが多く選出されている。
さらにベンゼマが5年半ぶりに代表復帰を果たすなど、攻撃力はロシアW杯の時を凌いでいる可能性すらある。
フランスに比べるとやや落ちるが、ドイツ・ポルトガルも実力者揃いのチームに仕上がっている。
ユーロ 2020本体前ではドイツが北マケドニアに敗北するなど、やや完成度に欠ける一面を見せている一方、ポルトガルはスペイン相手に引き分けるなど準備万端。
当ブログではこの勢いのままポルトガルが予選を通過すると予想。
ハンガリーにとってグループリーグを勝ち抜くのは容易では無いが、過去3つの主要国際大会の王者3各国と連戦を行えるというのは寧ろハッピーなのかもしれない。
ユーロ 2020 グループF 出場国分析
ここからはグループFに出場する各国の選出選手と分析を行っていく。
ハンガリー:評価D
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監督 : マルコ・ロッシ
出場回数 : 4回目
最高成績 : 3位
予選成績 : 4勝 4負 8得点 11失点
注目選手 : ペテル・グラーチ(ライプツィヒ)
ポジション | 選手名 | 所属 |
GK | ペーテル・グラーチ | ライプツィヒ |
デネシュ・ディブス | フェレンツバーロシュ | |
アーダーム・ボグダーン | フェレンツバーロシュ | |
DF | アーダーム・ラング | オモニア・ニコシア |
アーダーム・ラング | オモニア・ニコシア | |
アーコシュ・ケチケシュ | ルガーノ | |
アッティラ・サライ | フェネルバフチェ | |
アッティア・フィオラ | フェヘールバール | |
ビリ・オルバン | ライプツィヒ | |
ロイク・ネゴ | フェヘールバール | |
ゲルゲー・ロブレンチチュ | フェレンツバーロシュ | |
エンドレ・ボトカ | フェレンツバーロシュ | |
ベンデグーズ・ボラ | フェヘールバール | |
MF | アーダーム・ナジ | ブリストル・シティ |
タマーシュ・チェリ | メゼーケベシュド | |
アンドラーシュ・シェーファー | ドゥナイスカー・ストレダ | |
ラースロー・クレインヘイスレル | オシエク | |
ダーニエル・ガズダグ | ブダペスト・ホンベード | |
ロランド・バルガ | MTKブダペスト | |
ダービド・シゲール | フェレンツバーロシュ | |
ケビン・バルガ | カスムパシャ | |
FW | アダム・サライ | マインツ |
フィリップ・ホレンデル | パルチザン | |
ロランド・サライ | フライブルク | |
ネマニャ・ニコリッチ | フェヘールバール | |
サボルチ・ショーン | FCダラス | |
ヤーノシュ・ハーン | パクシュ |
予選リーグ4位ながらプレーオフを勝ち上がり、ユーロ本戦出場を決めたハンガリー代表。
ロシアW杯王者のフランス、前回大会王者のポルトガル、ブラジルW杯王者のドイツと同組となり、グループリーグ突破は「奇跡」を起こさない限り難しい。
そんな「奇跡」を起こすためにはどれだけ守備で奮闘できるかがポイントになってくる。
グループリーグ3戦共に引いて守る戦いを強いられる可能性が非常に高い。
その中でGKのペテル・グラーチとCBのヴィリ・オルバンのRBライプツィヒコンビにかかる期待は大きいだろう。
GKのペテル・グラーチはブンデスでも指折りのGKと知られ、ユーロ前にはライプツィヒと2年間の延長に合意したばかりだ。
ヴィリ・オルバンも守備の要としてライプツィヒの躍進を支えている。
このライプツィヒコンビを中心に90分耐えに耐え、数少ないチャンスをなんとかものしたいところだろう。
ハンガリーの注目選手:ペテル・グラーチ
ハンガリー代表ではペテル・グラーチに注目したい。
ライプツィヒが2部にいたころから在籍しており、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)4強進出やブンデスリーガでの上位躍進を後方から支え続けた。
2020−21シーズンもライプツィヒで活躍し、ブンデス最高峰GKと呼ばれる活躍を見せるとシーズン終了後には2年間の延長が発表されている。
ハンガリー代表には世代別代表の頃から常連で、代表選手としてのプライドも人一倍強いはずだ。
グループリーグでは彼の守るゴールマウスに数多くのシュートが浴びせられる可能性が高いが、得点を許すこと無く守りきれるかどうか期待だ。
ポルトガル:評価A
-
監督 : フェルナンド・サントス
出場回数 : 8回目
最高成績 : 優勝
予選成績 : 5勝 2分 1負 22得点6失点
注目選手 :ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・U)
ポジション | 選手名 | 所属 |
GK | ルイ・パトリシオ | ウォルバーハンプトン |
アントニー・ロペス | リヨン | |
ルイ・シルバ | グラナダ | |
DF | ネウソン・セメド/td> | ウォルバーハンプトン |
ネウソン・セメド | ウォルバーハンプトン | |
ペペ | ポルト | |
ルベン・ディアス | マンチェスター・C | |
ラファエル・ゲレイロ | ドルトムント | |
ジョゼ・フォンテ | リール | |
ジョアン・カンセロ | マンチェスター・C | |
ヌーノ・メンデス | スポルティング・リスボン | |
MF | ジョアン・モウティーニョ | ウォルバーハンプトン |
ベルナルド・シウバ | マンチェスター・C | |
ブルーノ・フェルナンデス | マンチェスター・U | |
ダニーロ・ペレイラ | パリSG | |
ウィリアム・カルバーリョ | ベティス | |
レナト・サンチェス | リール | |
ゴンサロ・ゲデス | バレンシア | |
ルベン・ネベス | ウォルバーハンプトン | |
ペドロ・ゴンサウベス | スポルティング・リスボン | |
セルジオ・オリベイラ | ポルト | |
ジョアン・パリーニャ | スポルティング・リスボン | |
FW | クリスティアーノ・ロナウド | ユベントス |
アンドレ・シウバ | フランクフルト | |
ラファ・シウバ | ベンフィカ | |
ディオゴ・ジョタ | リバプール | |
ジョアン・フェリックス | A・マドリー |
前回大会覇者のポルトガル代表。
前回大会終了後には世代交代も行われ、平均年齢もぐっと下がっている。
若手の台頭もあり、攻撃力は前回大会以上だろう。ユーロ出場国の中でも上位に位置する破壊力を持っていると見ている。
特にポルトガルはプレミア勢の活躍が著しく、B・フェルナンデス、ジョタ、シウバ、カンセロ、ディアスなどプレミア上位クラブの中心選手が名を連ねている。
また守備の要であるぺぺ、攻撃の要であるロナウドが未だ健在で若返ったチームをしっかりと引き締めている。
前回大会はダークホース的存在と見られていたが、今大会は優勝候補の大本命として前回大会以上に期待が持てる仕上がりになっている。
ポルトガルの注目選手:ブルーノ・フェルナンデス
マンチェスター・ユナイテッドをたった一人で蘇らせた男、ブルーノ・フェルナンデスに是非注目して欲しい。
高いスキルと豊富な運動量で、攻守に渡ってワールドクラス級の働きが出来る彼がいるだけでチームがワンランク上のチームへと仕上がる。
ポルトガルの強烈な個性を持つ3トップを操つるパス能力に加え、自らも点を取ることが出来る高い得点力も併せ持つ。
守備時にはマンチェスター・Uの監督であるスールシャールから「動きすぎだ」と注意されるほど縦横無尽に走り回り相手の攻撃を止めることが出来る。
フェルナンデスの出来次第でポルトガルの完成度も大き変わってくるだろう。
マンチェスター・ユナイテッドを引き上げたと同様に、ポルトガル代表もユーロ連覇に導けるか期待したい。
フランス:評価S
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監督 : ディディエ・デシャン
出場回数 : 10回目
最高成績 : 優勝
予選成績 : 8勝 1分 1負 25得点6失点
注目選手 : エンゴロ・カンテ(チェルシー)
ポジション | 選手名 | 所属 |
GK | ウーゴ・ロリス | トッテナム |
スティーブ・マンダンダ | マルセイユ | |
マイク・メニャン | リール | |
DF | バンジャマン・パバール | バイエルン |
プレスネル・キンペンベ | パリSG | |
ラファエル・バラン | R・マドリー | |
クレマン・ラングレ | バルセロナ | |
クル・ズマ | チェルシー | |
リュカ・ディーニュ | エバートン | |
リュカ・エルナンデス | バイエルン | |
レオ・デュボワ | リヨン | |
ジュール・クンデ | セビージャ | |
MF | ポール・ポグバ | マンチェスター・U |
トマ・ルマル | A・マドリー | |
コランタン・トリッソ | バイエルン | |
エンゴロ・カンテ | チェルシー | |
アドリアン・ラビオ | ユベントス | |
ムサ・シソコ | トッテナム | |
キングスレイ・コマン | バイエルン | |
FW | アントワーヌ・グリーズマン | バルセロナ |
オリビエ・ジルー | チェルシー | |
キリアン・ムバッペ | パリSG | |
ウスマン・デンベレ | バルセロナ | |
カリム・ベンゼマ | R・マドリー | |
ウィサム・ベン・イェデル | モナコ | |
マルクス・テュラム | ボルシアMG |
2018 ロシアW杯覇者のフランス代表。
名将モウリーニョからは「優勝しなければ恥」と言われるほど、圧倒的なメンバーを揃えている。
各ポジションにワールドクラスの選手がいるのは言うまでも無いが、バックアップメンバーまで実に豪華だ。
さらに5年半ぶりに代表復帰となったベンゼマがサプライズ選出されるなど、攻撃陣はロシアW杯の時より豪華になっている。
各ブックメーカーのオッズではイングランド代表に次いで2位とロシアW杯に続きタイトルを獲得出来る可能性が非常に高い。
「死の組」を見事突破し、優勝へと突き進むことが出来るのか大いに期待したい。
フランスの注目選手:エンゴロ・カンテ
2021年チャンピオンズリーグ決勝での活躍も記憶に新しいエンゴロ・カンテはレ・ブルーでも中心選手の一人だ。
フランス代表の優勝はカンテとポグバの活躍が不可欠と言っていいだろう。
CL決勝では「カンテが3人いた」とも言われるほど圧倒的な運動量を見せたが、ユーロでも同様の活躍ができるだろうか。
ドイツ:評価A
-
監督 : ステファン・タルコビッチ
出場回数 : 13回目
最高成績 : 優勝
予選成績 : 7勝 1負 30得点7失点
注目選手 : トーマス・ミュラー(バイエルン)
ポジション | 選手名 | 所属 |
GK | マヌエル・ノイアー | バイエルン |
ベルント・レノ | アーセナル | |
ケビン・トラップ | フランクフルト | |
DF | アントニオ・リュディガー | チェルシー |
マルツェル・ハルステンベルク | ライプツィヒ | |
マティアス・ギンター | ボルシアMG | |
マッツ・フンメルス | ドルトムント | |
ニクラス・ジューレ | バイエルン | |
ルーカス・クロスターマン | ライプツィヒ | |
ロビン・ゴセンス | アタランタ | |
エムレ・ジャン | ドルトムント | |
ロビン・コッホ | リーズ | |
クリスティアン・ギュンター | フライブルク | |
MF | ヨシュア・キミッヒ | バイエルン |
トニ・クロース | R・マドリー | |
セルジュ・ニャブリ | バイエルン | |
ヨナス・ホフマン | ボルシアMG | |
ジャマル・ムシアラ | バイエルン | |
フロリアン・ノイハウス | ボルシアMG | |
レオン・ゴレツカ | バイエルン | |
レロイ・サネ | バイエルン | |
イルカイ・ギュンドアン | マンチェスター・C | |
FW | カイ・ハバーツ | チェルシー |
ケビン・フォラント | モナコ | |
ティモ・ベルナー | チェルシー | |
トーマス・ミュラー | バイエルン |
ブラジルW杯覇者のドイツ代表。
2018年のロシアW杯ではグループリーグ敗退し、辛酸を嘗める思いをしたが、現在では徐々に復調しつつある。
しかしユーロ前のワールドカップ予選では北マケドニアに敗北するなど、どこか勢いに乗れていない印象が強い。
ユーロ2020でも優勝国の1角と見られているが、どこか強豪国というイメージが薄れてきているのも事実だ。
そうはいっても招集メンバーは実に豪華。バイエルンを中心に各国のビッグクラブからスター選手を招集している。
過去にはレーヴ監督の意向で、強制的に代表引退に追いやられたミュラーとフンメルスもサプライズ選で選出されている。
彼らの国際舞台での経験をチームに還元する狙いだろう。是が非でも優勝を勝ち取るというレーヴ監督の意思を感じる。
そんなレーヴ監督はユーロ終了後に退任することが発表されている。
2006年からドイツ代表の指揮を取る同監督は、2014年にブラジルW杯を制覇したものの、ユーロを制覇したことはない。
最後の最後ので有終の美を飾る事ができるだろうか。
ドイツの注目選手:トーマス・ミュラー
2年半ぶりにドイツ代表に復帰したトーマス・ミュラー。
ユーロ開幕年には31歳となるが、その実力は衰え知らずだ。
所属するバイエルンでも最古参として活躍を続けており、復帰したドイツ代表でも救世主として活躍が期待される。
大舞台に強い同選手のゴール前での落ち着きやアイデアは今のドイツ代表攻撃陣に足りない要素を補ってくれるだろう。
そしてベテランになった今でも献身的に守備を行う姿勢は、若手選手への模範になるに違いない。
ミュラー自身のプレーでの活躍は勿論だが、彼には若手を引き上げるもう一つの重要ミッションもあるはずだ。
ミュラーの活躍とそれに伴う若手の覚醒という相乗効果に大いに期待したい。
UEFA EURO 2020の視聴方法は?
UEFA EUROは現在WOWOWのみの独占放送となっている。
DAZNやスカパーでは視聴することが出来ないので要注意だ。
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