マンチェスターユナイテッドの中盤を支える小さいな戦士フレッジ!
セレソン(ブラジル代表)にも選出されるフレッジのプレースタイルを徹底解説していきます!
本記事のテーマ
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小さなファイターフレッジについて徹底解説!
この記事はこんな疑問を持つ人にオススメ!
- フレッジってどんな選手?
- フレッジのプレースタイルを知りたい
- フレッジの今後は?
フレッジのプロフィール
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生年月日 : 1993年3月5日
出身 : ブラジル・ベロオリゾンテ出身
身長 : 169cm
体重 : 62kg
ポジション : MF
所属 : マンチェスターユナイテッド
代表歴 : ブラジル代表
フレッジの本名はフレデリコ・ロドリゲス・デ・パウラ・サントスと言うそうです。
ブラジル人選手のフルネームは長いですね・・・
ちなみに本記事でご紹介するフレッジは、2000年代前半に活躍しブラジル代表で9番を背負ったストライカーのフレッジとは別人です!
ブラジル時代
地元ベロオリゾンテを本拠地とするアトレチコ・ミネイロのユースでサッカーを始めると、2010年にブラジルの強豪インテルナシオナルに移籍します。
その後2012年にはインテルナシオナルでプロデビューを果たします。
インテルナシオナルでも活躍を続けると、2013年にはウクライナの強豪シャフタールドネツクと契約を交わしヨーロッパへ初上陸しました。
シャフタール時代
シャフタールに加入後もブラジル時代と変わらぬ活躍を見せ、移籍するまでに101試合の出場しました。
またシャフタールでの活躍が認められブラジル代表にも召集されるようになります。
しかし負傷離脱したルイスグスタボと入れ替わる形で召集されたコパ・アメリカでは、摂取した利尿薬によってドーピング検査で陽性となってしまいます。
これによりドーピング違反で南米サッカー連盟から1年間の出場停止処分を言い渡されてしまます。
その後ブラジル代表へ未召集の期間が続きましたが、2018年のロシアワールドカップのメンバーには召集されました。
マンチェスターユナイテッド時代
2018年にマンチェスターユナイテッドへの加入が決定しました。
マンチェスターシティへの加入も噂されていたが、当時のユナイテッドの指揮官モウリーニョが直接フレッジを口説きユナイテッド加入を決めたそうです。
しかしモウリーニョたっての希望でユナイテッドに加入したにも関わらず、加入初年度はなかなか出場機会に恵まれませんでした。
またフィジカル面などプレミアの環境になかなか馴染むことができず、球際で当たり負けしボールロストするシーンが目立っており、移籍金76億には到底見合わないとファンやメディアから避難されました。
しかし翌2019−2020シーズンにはポールポグバの負傷で出場機会が増えプレミアの環境に慣れてくると
ピッチを縦横無尽に走る運動量と粘り強い守備を武器にユナイテッドの中盤を支えました。
今までユナイテッドの中盤はポグバ頼りになることが非常に多く、ポグバの負傷によりユナイテッドの調子も下がると言われていました。
しかし、フレッジの覚醒により一部ではポグバ不要論も話題に登るほどでした。
その後もスタメンとは行かないもののユナイテッドの中盤には欠かせない選手として活躍しています。
フレッジのプレースタイル
フレッジは攻守に渡ってチームに貢献できる選手です。
ブラジル人らしいスキルの高さを備えていますが、それだけでなく常にチームにために走る続けることができる点が非常に魅力的です。
フレッジは背が低くフィジカルも強いわけではありません。フィジカル面に関しては現在もフレッジの弱点として度々取り上げられます。
実際ユナイテッド加入直後はプレミアのハードプレーに慣れることができず、ボールロストが非常に多い印象がありました。
しか豊富な運動量に加え寄せと読みの速さでフィジカル面のハンデを見事にカバーし、自陣の広範囲でボールを刈り取る死神のような存在になっていきました。
フレッジの特徴
- ボール奪取能力
- 攻守両面での貢献
ボール奪取能力
前述した通りフレッジは素晴らしい読みと寄せの速さからボールを刈り取ることを得意としています。
カンテのような存在と言えばわかりやすいでしょう。
自らのウィークポイントを運動量と読みで見事にカバーしています。
フィジカル面での弱さはどうしようもない部分がありますが、プレミアでも十分に通用する守備力を証明しました。
攻守両面での貢献
守備力だけでなく攻撃面でもチームに貢献できる点が非常に魅力的です。
得点力を持っているわけではないのでボックストゥボックスタイプとは言い難いですが、左足の精度が非常に高くパスでチームに貢献することができます。
ポグバのように高精度な長距離パスではなく、テンポの良い小刻みなショートパスを得意としているため、ブルーノフェルナンデスとの相性も非常に良いと思います。
攻撃のスイッチを入れる縦パスを常に狙っているように思えます。
実際に、2019−2020シーズンにはオープンプレーから69回のチャンスを演出しており、これはユナイテッドの中で最も多い数字となっています。
またファイナルサードに140本ものパスを供給しており、ユナイテッドの中でも多くのチャンスメイクをしていることがわかります。
時折ブラジル人らしいトリッキーなスキルやパスを見せることもあります。
ユナイテッドでの起用方法
昨季のフレッジはスタメンを張るほどではないが主力級の活躍をみせました。
特にポグバ不在時には彼の穴を埋める完璧な仕事をこなし、スールシャール監督からの信頼も非常に厚いものとなっております。
またフレッジが中盤に入ることでユナイテッドの守備が非常に安定しました。
今季もスタメンとは行かないまでも主力級の扱いを受けるのではないでしょうか?
ファンデベーク が加入したことで中盤の競争が加速すること必至ですが、監督からの信頼が厚いため、急に戦力外になると言うことはないはずです。
ユナイテッドの中盤の選手は背が高くフィジカルのつよう選手が多いですが、小回りの利くフレッジのような選手は非常に貴重です。
まとめ フレッジはユナイテッドで絶対的な存在になれるか
ユナイテッドの中盤で死神のようにボールを刈り取るフレッジ。
監督やチームメイトからの信頼も厚く、チャンスメイクも十分にこなすことができます。
しかしどこか絶対的な存在になり切れていません。
ポグバやブルーノフェルナンデスのように、”違い”を生み出すことができる圧倒的な選手に成長できるかどうか期待したいです。
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