チェルシー 注目選手

ジョルジーニョのプレースタイルを徹底解説!

ブラジル出身でイタリア代表という異色の経歴を持つジョルジーニョ。

チェルシーの2020−21シーズンCL優勝にも貢献したジョルジーニョの経歴とプレースタイルを徹底解説していきます。

 

本記事のテーマ

    パス職人!
    ジョルジーニョを徹底解説!

 

この記事はこんな疑問を持つ人にオススメ!

  • ジョルジーニョってどんな選手?
  • ジョルジーニョのプレースタイルを知りたい
  • ジョルジーニョの今後は?

 

ジョルジーニョのプロフィール

    生年月日 : 1991年12月20日
    出身   : ブラジル インビトゥーバ
    身長   : 180cm
    体重   : 65kg
    ポジション : MF
    所属   : チェルシー
    代表歴  : イタリア代表

端正な顔立ちで非常にモテそうなジョルジーニョ。

既婚者で2児の父であるが、歌手のキャサリン・ハーディング氏との間に子どもが生まれている。

さらにチェルシーのスタッフとも浮気していると報じられ、なかなかのプレーボーイっぷりを発揮している。

シーズンを戦いながら3股をかけるとは、さすがはイタリア人と言ったところだろうか・・・

 

幼少期〜ユース時代

ブラジルで生まれたジョルジーニョは6歳の頃に両親が離婚。15歳になると祖父母の出身地であるイタリアに移住している。

幼少期は母親からサッカーを教わっていたようだ。

イタリアに移住するとヴェローナFCのユースチームで加入し、本格的にサッカーキャリアをスタートさせる。

 

イタリア時代

2010年になると19歳でヴェローナFCのトップチームへ昇格し、セリアD(イタリア4部相当)に所属しているACサンボニファチェーゼにレンタル移籍した。

翌年にはヴェローナFC戻り主力として活躍、チームのセリエA昇格に貢献する。

昇格したセリアAでもヴェローナFCの主力として活躍すると、この活躍が評価され2014年にナポリへの移籍が決定する。

移籍したナポリでは恩師であるサッリと出会い、ジョルジーニョの能力がさらに上のステージへ上がることとなる。

サッリ監督の下で主力として4シーズン半で公式戦160試合に出場し、2016-17シーズンのカリアリ戦で1試合での欧州最多記録となる180本のパスを成功。2017-18シーズンには欧州最多となる2860本という驚異的な記録を達成した。

在籍最終年となった2018年のナポリは、世界で最も美しいサッカーと称され、その中心にいたのは間違い無くジョルジーニョだった。

 

チェルシー時代

2018年にサッリがチェルシーの監督に就任すると、そのサッリに引き抜かれる形でジョルジーニョもチェルシーへ移籍する。

契約期間は5年間で、移籍金は推定5740万ポンド(約88億円)とされている。

プレミアリーグ開幕戦には早速アンカーのポジションで先発出場、ペナルティーキックを成功させ移籍後初ゴールを決めている。

2019-20シーズンにサッリが退団すると、ランパードが監督として就任。

ランパード監督の元でもアンカーとして重宝され、チェルシーの攻撃を底から支えた。

2020-21シーズンにはチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げた。

 

イタリア代表

ジョルジーニョはブラジル出身でイタリア育ちの二重国籍のため、ブラジル代表とイタリア代表の両方を選択出来る。

サッカーを本格的に始めたのはイタリアに移住した15歳頃のため、ブラジルでの世代別代表経験はない。

イタリアではU-21代表に招集されており、その流れでA代表もイタリア代表を選択している。

2018年のワールドカップ予選頃からコンスタントに招集され始め、ワールドカップを逃したイタリアがマンチーニを招聘すると、ジョルジーニョがアンカーとして重宝され始めた。

2020 ユーロでもイタリア代表として招集されており、低迷からの復調を目指す同代表の中心選手として期待されている。

 

ジョルジーニョのプレースタイル

ジョルジーニョはボランチを主戦場にしています。

現在のチェルシーではダブルボランチとして、イタリア代表ではワンボランチとして出場している。

そのプレースタイルは精度の高い長短のパスを操る生粋のプレーメーカーだ。

ポジショニングはやや後ろ気味に取る事が多く、相手と味方の位置を見ながら常にバランスのとれるポジショニングをすることが出来る。

ゴールに直結する決定的なラストパスというよりも、ビルドアップ時に最大の能力を発揮する選手だ。

これは数値に表れており、パスを得意とする選手ではあるものの2020-21シーズンのアシスト数は1本となっている

マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンド氏からはアシスト数が少なすぎると批判されるている。

パスだけでなくポジショニングのとり方や戦術理解が非常に優れているジョルジーニョは、徹底したゾーンディフェンスを敷くサッリに重宝された。

【天才】ジョルジーニョの頭脳

 

ジョルジーニョの特徴

ジョルジーニョの特徴

  • チーム全体のリズム作り
  • 的確なポジショニング

 

チーム全体のリズム作り

ジョルジーニョは試合の状況を的確に読み取り、パスを組み立てるのが非常に上手い。

パス精度が高く長短のパスを使い分けてチーム全体のリズムを作る。ジョルジーニョが居るだけでチーム全体の落ち着きが生まれるだ

2018年8月26日のニューカッスル戦では173本中158本のパスを成功させ、パス成功数のチェルシーのクラブ記録を更新

さらにジョルジーニョ一人でニューカッスルのチーム全体のパス成功数(131本)を上回るというとんでもない記録を樹立。

同年9月23日のウェストハム戦で当時のプレミアリーグ記録(174本)を更新する180本のパスを成功させるなど、とにかく積極的にボールを受けリズムを作っている。

キーパスの数やアシスト数が少ないため、批判の的になることもあるが、チームのパス回しを活性化させる選手は非常に貴重な選手だ。

 

的確なポジショニング

ジョルジーニョは攻守共に自分の居るべき場所を瞬時に判断してポジショニングを取ることが出来る。

この能力が高いために、ゾーンディフェンス戦術を得意としたサッリに非常に重宝された

スピードは無いが、味方や相手との距離感を調整し、次のパスコースを予測した上でパスを受けたり、味方にボールを預け相手のマークを剥がしたりといった事をいとも簡単にやってのける。

 

ジョルジーニョの今後

ジョルジーニョはチェルシーと2023年まで契約が残っているため、来シーズン以降もチェルシー残留が濃厚だ。

2020-21シーズンも主力として活躍し、CLでもその存在感を示したジョルジーニョをチェルシーもそう簡単には放出しないだろう。

しかし相思相愛のサッリの動向によってはそう簡単に話が終わらないかもしれない。

現在サッリは古巣のナポリ復帰や、ラッツィオ就任の噂が報じられており、サッリが熱望すれば師弟の再共演が実現する可能性も十分考えられる。

2021年には30歳を迎えるが、ジョルジーニョのプレースタイルであれば今後も暫くは十分活躍出来るだろう。

まとめ イタリアのレジスタ ジョルジーニョ

チェルシーで悲願のチャンピオンズリーグ優勝を果たしたジョルジーニョ。

チームのリズムを作りつつ、パスで攻撃を組み立てる事が出来るジョルジーニョのスキルはクラブでも代表でも重宝されている。

今後のジョルジーニョの活躍と去就に注目しましょう。

 

 

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