鬼才ビエルサの下、守備力と視野の広さでチームの躍進を支えたカルバン・フィリップス。
25歳で初めてイングランド代表に招集されたフィリップスの経歴とプレースタイルについて徹底解説していく!
本記事のテーマ
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ビエルサの申し子!カルバン・フィリップスについて徹底解説!
この記事はこんな疑問を持つ人にオススメ!
- カルバン・フィリップスってどんな選手?
- カルバン・フィリップスのプレースタイルを知りたい
- カルバン・フィリップスの今後は?
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その他のチャンネルでは視聴することが出来ないので要注意だ。
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カルバン・フィリップスのプロフィール
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生年月日 : 1994年12月8日
出身 : イングランド リーズ
身長 : 177cm
体重 : 73kg
ポジション : MF
所属 : リーズ
代表歴 : イングランド代表
Kalvin Mark Phillips #ENG pic.twitter.com/Hu51Q1E48b
— Sporx (@sporx) June 13, 2021
ユース時代
地元のクラブでサッカーを始めたフィリップス少年は、2010年にリーズのユースチームへ加入します。
ユースで順調にキャリアを詰むと、U-18のキャプテンに指名されるなど中心選手として活躍。
2015年の20歳の頃にトップチームへと昇格を果たした。
リーズ時代
2015年にウルブス戦でトップチームデビュー。
デビューシーズンとなった2015-16シーズンは控えで出番を待つ試合が多かった。
翌2016-17シーズンからは主力として活躍。33試合試合に出場し、そのうち23試合は先発で出場している。
2018-19シーズンからビエルサがチームの監督になると、中盤の底で相手を潰しつつ、パスを供給するスタイルを確立。
自身のゴール数やアシスト数は減ったものの、後方からの組み立てでチームを支えた。
2019-20シーズンにはフィリップスの活躍もあり、チャンピオンシップを優勝し、プレミアリーグ昇格した。
2020-21シーズンでは自身初のプレミアリーグ挑戦となったが、チャンピオンシップ時代と変わらず堂々とプレー。
ユナイテッドやシティなどビッグクラブ相手に勝点を奪うなど、リーズも好調をキープ。
最終的には昇格組であるものの、プレミアリーグを9位でフィニッシュした。
シーズン終了後には中盤での献身的な守備や、正確なロングボールを武器していることから、ジョーダン・ヘンダーソンの後継者としてリヴァプールが獲得に興味を示していると報じられた。
イングランド代表
世代別代表には円がなかったものの、リーズでの活躍が評価され2020年にイングランド代表初キャップを飾る。
ユーロ 2020にもイングランド代表として出場している。
The England Pirlo 🏴
— MAPS_RIEPS_92 (@Maps_Welsh) June 13, 2021
“ Kalvin Mark Phillips “#EURO2020 pic.twitter.com/BTUfmcPHlT
カルバン・フィリップスのプレースタイル
カルバン・フィリップスはアンカーを主戦場としている。

前線へガンガン飛び出していきゴールに絡む動きを見せるタイプでは無く、後ろにどっしりと構え後方からの組み立てや正確なロングボールでチームに貢献するタイプだ。
ジョーダン・ヘンダーソンの後継者と呼ばれることが多いが、元イタリア代表のピルロに近いプレースタイルとなっている。
フィリップスのヒートマップを見ると相手のPAには近寄っておらず、自陣のバイタルエリアあたりをウロウロとしていることがわかるだろう。
過去数シーズンのヒートマップを見ると、ビエルサが監督に就任したタイミングで今と同様の形になっている。
フィリップスの才能が開花したのはビエルサの指導の賜物なのかもしれない。
視野が広く、精度の高いロングパスを持っているので、このプレースタイルは彼にあっているのだろう。
さらに組み立てだけでなく、守備面でも献身的な姿勢を見ることが出来る。
カルバン・フィリップスの特徴
カルバン・フィリップスの特徴
- 視野の広さとパス精度
- 献身的な守備
視野の広さと展開力
カルバン・フィリップスのプレーの凄さはピルロに例えられる通り、視野の広さと高いパス精度による展開力にある。
中盤のやや下がった位置でプレーすることが多く、DFラインから受けっ取ったボールを一気に前線へ展開する。
供給するボールの質も高く、動いている味方選手の足元にピンポイントでパスを出すことが出来る。
自陣内のパス成功率は90%を超えており、ロングボールの成功率は64%と高い数値を誇っている。
味方選手もフィリップスから高精度のボールが来ると信頼しているため、フィリップスがボールを持った瞬間に動き出しを行う。
@GaryLineker @GNev2
— BazL⭕️gic 🌍 (@BazLogicUK) June 27, 2021
Hoping @GarethSouthgate plays @Kalvinphillips in the best position for ENGvGER !! 😎
Kalvin Phillips Pings Are So Effortless – YouTube https://t.co/dO5SjPBh0M
献身的な守備
芸術的なパスとは裏腹に守備面ではハードな一面を覗かせる。
タックル数はチームで2番めに高い74回を記録しており、インターセプト数はチーム3位の45回となっている。
攻撃の起点となるだけでなく、守備面の貢献度の高さも、フィリップスの評価を高めている要因の一つだろう。
カルバン・フィリップスの今後
2020-21シーズンにがブレイクシーズンとなったフィリップス。
イングランド代表にも招集されており、ビッグクラブからも熱視線を浴びている。
特にリヴァプールが彼の動向を注視しており、ヘンダーソンの後継者として獲得する可能性が非常に高い。
リヴァプールは4-1-2-3というシステムを敷いており、また前線に強力な3トップがいる頃からも、フィリップスが活躍出来る余地は十分にあるだろう。
その他国内ではユナイテッドからの関心が報じられている他、イタリアの名門ユベントスからも獲得の噂が挙がっている。
いずれにせよ、フィリップスのスキルであればビッグクラブでも十分に活躍できる素質を持っているだろう。
是非ともリーグ上位やヨーロッパの大会でフィリップスの活躍を見てみたい。
まとめ カルバン・フィリップスに注目!
🏴 Kalvin Phillips has been voted England’s best player so far at Euro 2020.
— The Sportsman (@TheSportsman) June 24, 2021
Do you agree? pic.twitter.com/cEk7IKxDL3
リーズでプロデビューを果たし、鬼才ビエルサの下でアンカーとしての才能を開花させた。
イングランド代表にも招集されるなど充実したシーズンを過ごしている。
ビッグクラブからも注目を集めており、今後の去就に注目したプレーヤーの一人だ。
彼のプレーをビッグクラブで見れるよう期待しましょう!
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