名門復活を目指すアーセナルへと移籍したマルティン・ウーデゴール。
16歳にして各国のビッグクラブから注目を集めた天才の経歴やプレースタイルを徹底解説します!
本記事のテーマ
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ノルウェーの神童!マルティン・ウーデゴールについて徹底解説!
この記事はこんな疑問を持つ人にオススメ!
- マルティン・ウーデゴールってどんな選手?
- マルティン・ウーデゴールのプレースタイルを知りたい
- マルティン・ウーデゴールの今後は?
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その他のチャンネルでは視聴することが出来ないので要注意だ。
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マルティン・ウーデゴールのプロフィール
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生年月日 : 1994年12月8日
出身 : ノルウェー ドランメン
身長 : 176cm
体重 : 68kg
ポジション : MF
所属 : アーセナル
代表歴 : ノルウェー代表
ウーデゴールがレアル・マドリードに移籍した際には、トップチームとカスティージャを行き来する生活を送っていた。
練習はトップチームで行い、試合のときだけカスティージャに降りてくるウーデゴールに対して嫉妬する選手も多数いたとか。
また当時のウーデゴールの週休は約1085万ポンド。
こうした金額面もカスティージャの選手から妬みを買う要因になったようだ。
こうしたこともありレアルでは周りに馴染めず孤立していたようだ。
The Guardian report #Arsenal are close to agreeing a fee of around £34m with Real Madrid for Martin Ødegaard, with the Norway international set to sign a five-year deal. It is understood that Ødegaard has already agreed personal terms. pic.twitter.com/JwlFKPVdqo
— Gurjit (@GurjitAFC) August 17, 2021
ユース〜ストレームスゴトセト時代
地元のクラブであるドランメン・ストロングスでサッカーを始めたウーデゴール。
当時クラブの保護者たちはクラブの子供達のために多額の投資を行い、練習場に人工芝を敷いたそうだ。
このグラウンドでスキルを磨いた後に、父親の古巣であるストレームスゴトセトのユースチームに移籍。
ユースで順調に成長すると14歳の時にトップチームの練習に参加するようになり、2014年にはトップチームでリーグ戦デビューを果たした。
14歳でのプロデビューは当時のノルウェーリーグでの史上最年少記録を塗り替えた。
またこの歳にはノルウェー代表デビューも飾っており、各国のビッグクラブから注目を集めるようになった。
この頃からバイエルンやリヴァプールなどのクラブへと練習参加をするようになり、欧州での移籍が可能になる16歳になると30以上のクラブから獲得の打診があったという。
最終的にレアル・マドリードへの移籍が成立した。
レアル・マドリード時代
2015年に6年契約でレアル・マドリードへ加入することが発表された。
トップチームで練習を行いながらカスティージャの試合に出場するという契約を結んだようで、試合には主に下部組織で出場していた。
親善試合の北京国安足球倶楽部戦でレアルデビューし2アシストを記録。
2016年5月23日のリーガ最終節にクリスティアーノ・ロナウドとの交代でチーム史上最年少となる16歳157日でデビューした。
しかし豪華メンバーを揃えるレアルでは中々出場機会を得られず、またウーデゴールの獲得を熱望したアンチェロッティ監督が解任されラファエル・ベニテスが監督に就任すると状況はさらに悪化。
さらにベニテスが解任され、ジダンが監督となるとファーストチームでの出場機会を得ることができなくなった。
この結果ウーデゴールはオランダのヘーレンフェーンに貸し出される事になった。
ヘーレンフェーンには約2年間在籍し38試合2得点と期待された活躍はできずに終わり、レンタル期間終了後にフィテッセへと継続して貸し出された。
フィテッセでは1年間のみの在籍であったが、公式戦31試合に出場し9ゴール12アシストを記録し徐々にその才能の片鱗を見せるようになった。
フィテッセでの契約期間が終了するとレアル・ソシエダへレンタル移籍した。
レアル・ソシエダでもフィテッセと同様に中心選手として活躍し、暫定首位にもなったチームの躍進を支えた。
また2020年2月に行われたコパ・デル・レイでは古巣のレアル・マドリード相手に得点を決める活躍を見せ、4-3の勝利に貢献。
この試合の得点後にはレアルのファンからスタンディングオベーションを受けた。
こうした活躍もあり、レアルに復帰したものの監督であるジダンの信頼を掴めず試合に出場できない日々が続いた。
こうした中、再レンタルの噂が度々報じられるようになり、2020-21シーズン終了までの間アーセナルへレンタルすることが発表された。
アーセナルにレンタルで加入したウーデゴールは、ガナーズに足りていなかった創造性を注入することに成功しミケル・アルテタ監督からも高い評価を得た。
2020-21シーズン終了後、一度はレアルに戻ったものの、移籍を強く希望しアーセナルへ移籍することになった。
アーセナル時代
アーセナルのローン移籍期間終了後、一時はレアルに帰還しプレシーズンを戦った。
しかし本人とアーセナル側の強い希望もあり、アーセナルへ完全移籍することが発表された。
移籍金は4000万ユーロ+αとされており、背番号は”8″となっている。
ノルウェー代表
各年代の代表に選出されており、2014年にはフル代表にも初選出されている。
2014年8月27日に行われた試合には15歳と253日というノルウェー史上最年少でA代表マッチに出場している。
2016年にはユーロ2016を戦うノルウェー代表のメンバーにも選出され、ユーロ予選史上最年少出場記録である15歳300日で出場を果たした。
また同大会のクロアチア戦ではスターティングイレブンに名を連ねている。ユーロ 2020にもイングランド代表として出場している。
Martin Ødegaard starts for Norway, and earns his fourth cap – he’s 16 years of age. pic.twitter.com/NzJvgkZ6Lb
— Squawka Football (@Squawka) March 28, 2015
マルティン・ウーデゴールのプレースタイル
マルティン・ウーデゴールはトップ下を主戦場としている。

ヒートマップを見ると、やや右サイドに流れていることが多く、右サイドを得意としていることがわかる。
アーセナルのアルテタ監督が高く評価している通り、創造性のあるプレーが特徴であり、味方を活かすプレーを得意としている。
同じアーセナルのスミス・ロウやユナイテッドのブルーノ・フェルナンデスのように動き回ってプレーに関与するタイプとは異なり、中盤やや右寄りに陣取ってボールを引き出してから周りを活かすプレーヤーだ。
そのためFWを追い越して前に飛び出すプレーは少ない。
守備は得意ではなく、走力もないためこうした要因がレアルで出場機会を得ることができなたかったのではと言われている。
マルティン・ウーデゴールの特徴
マルティン・ウーデゴールの特徴
- 左足からのチャンスメイク
- ドリブルとパスの選択
左足からのチャンスメイク
ウーデゴールはチャンスメイクを得意としている。
特に利き足である左足からは強烈で精度の高いパスやシュートを繰り出す事ができる。
レアル・ソシエダ時代にはレンタルを繰り返しチームにフィットすることが難しい中、アシストを6本記録。
また1試合あたりの平均キーパス数も2.1本記録している。
年間のチャンスクリエイト回数は62本であり、これは欧州5大リーグのU-21の中でトップ5に入る記録である。
Welcome to the Arsenal, Martin Ødegaard pic.twitter.com/QGoNqOGM0i
— Wenger and Dein (@WengerDein) August 18, 2021
ドリブルとパスの選択
ウーデゴールはパスだけでなく、ドリブルスキルも非常に高い。
ドリブルで相手DFをかわしたり、上手くコースを作ってからパスを出すというシーンも多く見られる。
これを可能にしているのは、常に顔を上げた状態でプレーできているからだ。
1試合あたりののドリブル成功数は2.0回を記録。シーズンを通して61%のドリブルを成功させている。
ドリブラーであるエデン・アザールがユーロ2020でドリブル成功数2.8回であることから、パサーであるウーデゴールの数字が十分高いことがわかる。
マルティン・ウーデゴールの今後
監督であるアルテタから高き評価を得てアーセナルへと移籍したウーデゴール。
アーセナルOBからは「ウーデゴールには期待していない」とバッサリ切り捨てられているが、アーセナルになかった創造性を生み出すと期待を寄せるファンも少なくない。
もちろんウーデゴールのスキルからすれば十分プレミアでも通用するだろう。
しかし守備時の貢献度や走力・フィジカル面で年間を通してプレミアで活躍ができるかと言われれば疑問符がつくところだ。
ウーデゴールが入ることでどうしても中盤の守備強度は下がってしまう。
決して足が遅いプレーヤーでは無いので守備面でも計算できることを証明できれば、プレミア屈指のMFになることもできるだろう。
クラブだけでなく代表での活躍も期待がかかる。
ノルウェー代表では史上最年少でキャプテンに就任し、母国からは非常に高く期待されている。
またノルウェー代表には怪物・ハートランドもいるため、ウーデゴールのパススキルを十分に活かすことができる。
近年のノルウェーはW杯やユーロで予選敗退が続いているが、ウーデゴールの成長次第ではーランドと共に母国を主要大会本戦へと導くこともできるだろう。
まとめ マルティン・ウーデゴールに注目!
Martin Ødegaard on whether he sees himself as future Arsenal captain:
— Chris Wheatley (@ChrisWheatley_) September 10, 2021
“It would be a great honour if the opportunity came, but right now I’m focusing on the present and improving the performances of the club.” 🇳🇴 @JamesGreenInUK pic.twitter.com/OB1gK7pWr2
ドランメン・ストロングスでサッカーを始め、父親の古巣であるストレームスゴトセトでプロデビュー。
16歳でレアルに引き抜かれたが、レアルでは出場機会を得られずレンタルを繰り返す日々が続いた。
それでもレアル・ソシエダで再起すると、そのプレーに惚れたアーセナルへ完全移籍を果たした。
15歳で代表デビューを果たすなど、ユース年代の頃から天才と言われ続けたウーデゴールだが、まだその真価を発揮できていない。
アーセナルでワールドクラスの選手に成長できるのか、期待しましょう!
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