マンチェスター・シティ 注目選手

フィル・フォーデンのプレースタイルを徹底解説!

マンチェスター・シティ下部組織出身のフィル・フォーデン。

名将ペップから「その才能はメッシ級」とも言われるフォーデンの経歴やプレースタイルを徹底解説していきます。

本記事のテーマ

    イングランドの若き才能!フィル・フォーデンについて徹底解説!

この記事はこんな疑問を持つ人にオススメ!

  • フィル・フォーデンってどんな選手?
  • フィル・フォーデンのプレースタイルを知りたい
  • フィル・フォーデンの今後は?

フィル・フォーデンのプロフィール

    生年月日 : 2000年5月28日
    出身   : イングランド ストックポート出身
    身長   : 171cm
    体重   : 70kg
    ポジション : MF
    所属   : マンチェスター・シティ
    代表歴  : イングランド代表

あのペップ・グラウディオラが一目惚れしたとされるフィル・フォーデン。

各年代の代表にも招集されており、『Goal』が発表する『NxGn』のトップ5にも選出されている。

非常に童顔で甘いマスクの持ち主だが、いざ試合になると高次元のテクニックで相手を恐怖に陥れるアタッカーへ変貌する。

10代より騒がれたフォーデンのサクセスストーリーを振り返っていこう!

幼少期

マンチェスターの郊外に位置するストックポートで生まれたフォーデンは、6歳の頃にマンチェスター・シティのトレーニングに招待される。

フットボールクラブがサインできる最年少の8歳になるとすぐさま契約のオファーを受け、9歳の時に正式にマンチェスター・シティの下部組織に加入する。

当時も今と変わらず線の細い選手だったようだが、彼は年上で彼より体の大きな選手たちを相手に堂々としたプレーを披露していた。

マンチェスター・シティ時代

2016年夏にペップがマンチェスターにやって来ると、当時まだユースに所属していたフォーデンを見て一目惚れ。このシーズンのチャンピオンズリーグ・セルティック戦ではまだ16歳だったフォーデンをベンチに座らせたことで大きな話題を呼んだ。

翌年のプレシーズンにはトップチームへ帯同しインターナショナルチャンピオンズカップのマンチェスター・ユナイテッド戦でトップチームデビュー。
この試合で好パフォーマンスを披露すると、ペップからも高評価を受けた。

また同年の11月にはチャンピオンズリーグ・フェイエノールト戦でCLデビューを果たしている。

2018年9月25日にはカラバオカップ3回戦のオックスフォード・ユナイテッド戦でトップチーム初得点を決め、同年4月21日第34節のトッテナム戦でプレミアリーグ初得点を決めている。

2018年12月10日にはマンチェスター・シティとの契約を2024年まで延長することが発表された。

イングランド代表

2017年10月にU-17ワールドカップに出場するイングランド代表にも選出されており、決勝のスペイン戦では2ゴールを奪い優勝に貢献。自身も最優秀選手賞を獲得している。

2020年8月にはUEFAネーションズリーグのアイスランド・デンマーク戦を叩くメンバーとしてフル代表に初招集。

しかしフル代表デビューを飾ったアイスランド戦後に宿泊先のホテルに無断で女性を招き入れた。

コロナウィルス感染対策として厳戒態勢が敷かれる中でのこの行動は、チームの規律違反とみなされグリーンウッドとともに代表を通報された。

その後11月には代表復帰を果たすと同18日にはアイスランド戦で代表初ゴールをマークしている。

フィル・フォーデンのプレースタイル

フォーデンはインサイドハーフや左ウィングを主戦場としています。

オプションでCFの位置でもプレーできるなどユーティリティ性にも優れているフィル・フォーデン。

テクニックが非常に高く、ダビド・シルバの後継者とも呼ばれている。

実際にダビド・シルバが退団する際にペップが「ダビド・シルバの後釜を獲得するつもりは無い。既に次のマジシャンが誰かわかっている」と発言したり、シルバ本人から後継者に指名されるなど、その実力は折り紙付きだ。

またスペイン代表として活躍したイニエスタとも比較されることもあり、ユース時代にはストックポートのイニエスタと呼ばれることもあった。

実際にはイニエスタよりもゴール意識が高く、より前へとボールを運ぶことを好むプレーヤーのように見える。

シティの組み立てに参加参加するスキルの高さに加え、一対一での強さやボックス内での落ち着きも兼ね備えている。

さらに脅威なのは上記に加え、守備もしっかりとこなす献身性とスタミナがフィル・フォーデンの価値をさらに高めている

二十歳にしてシティのレギュラーを獲得してなお、今の状況に甘んじること無くチームのタメに走れる姿をペップも高く評価している。

フィル・フォーデンの特徴

フィル・フォーデンの特徴

  • 懐が深い
  • 精度の高いキック

 

懐が深い

フォーデンは非常に懐が深い選手だ。
これがストックポートのイニエスタと呼ばれる由縁だろう。

シティの素早いパス交換の中でも必ず正確に体の中央にボールピタッと止めることが出来る。どんなに相手のプレッシャーがあってもだ

故に次のプレーへの選択肢が多くなり、その中から最善の手を打つ事ができる。

ボールを受けるだけでなく、ドリブル中であっても例外ではない。

決してスピードがあるタイプの選手ではないが、スピードに乗った状態でも常にボールが体の中央にあるためボールを奪われるリスクが低い。

タッチも細かい為、ヌルヌルとしたドリブルで相手陣内に侵入できる。

【イングランドの至宝】フィル・フォーデンのボールを奪われないドリブル

 

精度の高いキック

フォーデンは非常にキックの精度高い。
体格はプレミアの中では華奢な方だが、姿勢がキレイなのでインパクト時に自身の体重をうまく乗せる事が出来ており、強烈なシュートを打つことが可能だ。

驚きなのがこれでまだ21歳ということだ。
これから体が成長するにつれ、さらにキックの精度と威力は向上していくだろう。

フィル・フォーデンの今後

フィル・フォーデンはシティの未来とも言われるほどのプレーヤーであるため、今後もシティに身を置き活躍するだろう。

しかし既にワールドクラスではあるが、まだまだ改善点も多い
その一つがポジショニングだ。

決して悪いわけでは無いが、ペップの求めるレベルにはまだ達していないように思える。

実際に現在は左WGで起用されることが多いが、これはIHや右WGでの細かいポジション修正が出来ていなことも起用理由の一つだろう。

今後ポジショニングを向上させることができればIHや右WGでの起用も増え、さらにフォーデンの幅は広がるだろう。

フォーデンに関してはポテンシャルが高すぎるあまり、高い要求をされてし待っている思う。しかし彼ならその全てを叶えることが可能だろう。

現在のスキル加え弱点を補うことができれば、十分バロンドールも射程圏内だ

まとめ イングランドの若き至宝 フィル・フォーデン

マンチェスター・シティの未来とも呼ばれるフィル・フォーデンについて解説しました。

ペップに一目惚れする才能を持ち、既にワールドクラスとも呼ばれるようになったフォーデン。

所属クラブではデ・ブライネやマフレズ、ベルナウドなどワールドクラスのスター選手から日々学んでいることでしょう。

今後数年、彼の時代が来ることは間違い無いです。

これからの成長を是非期待しましょう!

 

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