2021年にマンチェスター・ユナイテッドに加入したラファエル・ヴァラン。
10代で銀河系軍団に加わり一気にスターダムにのし上がったヴァランのプレースタイルを徹底解説します!
本記事のテーマ
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空・陸両用CB!ラファエル・ヴァランについて徹底解説!
この記事はこんな疑問を持つ人にオススメ!
- ラファエル・ヴァランってどんな選手?
- ラファエル・ヴァランのプレースタイルを知りたい
- ラファエル・ヴァランの今後は?
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その他のチャンネルでは視聴することが出来ないので要注意だ。
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ラファエル・ヴァランのプロフィール
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生年月日 : 1993年4月25日
出身 : ポルトガル ポルト
身長 : 191cm
体重 : 78kg
ポジション : DF
所属 : マンチェスター・ユナイテッド
代表歴 :フランス代表
ヴァランの両親はフランス本土出身ではなく、海外県であるマルティニーク島の生まれだ。
そのためヴァラン自身もマルティニークをルーツに持つフランス人ということになる。
マルティニークはヴァランの他にも元フランス代表のアンリやアビダルといった超スーパースターのルーツとなっている。
Don’t know who else is awake but I just want to say Raphaël Varane is an absolute Rolls Royce. We conceded once but at the end of the day he’s one man.
— ZED🔱 (@zedbleedsred) September 12, 2021
So calm, so composed and collected, reminds me of Rio the way he just glides across the pitch, we’re just getting started. pic.twitter.com/OE7AskNb7t
ユース〜ランス時代
フランスの海外県であるマルティニークを起源とするヴァランは、フランスのリールで生まれた。
ヴァランは幼い頃から父親に連れられ地域のサッカーチームの試合に出場しており、家に帰ったあとは父親とボール遊びをしていたようだ。
ヴァランはサッカーを始める前にラグビーも行っていたようだが、ラグビーよりもサッカーに魅力を感じサッカー一筋に切り替えた。
何も言われずともサッカーの練習を怠らなかったヴァランの元には地元のクラブであるリールからの勧誘があったが、この誘いを蹴りライバルクラブのランスへと入団することになる。
ランスの同期には、かつてチェルシーの未来とも言われたガエル・カクタ も在籍していた。
各カテゴリをまたたく間に駆け上がると、17歳でトップチームに昇格し、昇格後すぐに先発の座を勝ち取った。
初先発初出場したモンペリエ戦では堂々としてプレーを披露し、チームメイトや監督から称賛された。
ランスで頭角を表すと次第に他クラブからも注目されるようになり、金の卵の流出を防ぎたいランスはすぐさま契約延長を打診し、2015年までの2年間の延長に成功した。
しかしチームの成績は振るわず下位へと低迷し、結果的に2部への降格が決定してしまう。
これ受けを各国のクラブがヴァランの獲得を打診するようになると、クラブ会議にてランス会長がヴァランのレアル・マドリード移籍を発表した。
レアル・マドリード時代
2011年に約1000万ユーロの移籍金でレアル・マドリードに移籍した。背番号は19となっている。
ヴァランはプレシーズンマッチのLAギャラクシー戦でレアル・マドリードデビューを果たし、リーグ戦第5節にはリーガデビューした。
デビュー当時はセルヒオ・ラモスやぺぺがCBのレギュラーを担っており、二人の間に割って入るのは非常に難しかった。
しかしCBのセカンドチョイスとして途中出場で経験を積んでいった。
2012-13シーズンになると背番号を「19」→「2」へと変更したが、相変わらずCBの2枚看板を崩すことができずバックアッパーとして活躍が続いた。
しかしそんな中でも途中出場した際は安定したプレーを披露し評価を高めていった。
CLでガラタサライと対戦した際には、当時ガラタサライに在籍していたドログバから「今まで対戦してきたDFの中でも最高のDFの一人」と称賛された。
2013-14シーズンもバックアッパという状況は変わらなかったものの、現行契約を2020年まで延長。
2014-15シーズンに徐々に出場機会を増やしていくと、2015-16シーズンには遂にレギュラーの座を掴みはじめた。
2017-18シーズンには背番号を「2」→「5」へと変更することが発表され、完全にレギュラーに定着。
2018-19シーズンにはチャンピオンズリーグ3連覇を達成し、同じ年にはワールドカップも制覇しバロンドールの候補にまで名を連らねた。
この頃から各国のビッグクラブから獲得の噂が入るようになり、特にユヴェントスへ移籍するのではという報道がなされたが、移籍の噂はジダンがこの噂を一蹴し、2019-20シーズンもレアルの一員として活躍。
しかし2020年になるとヴァラン自身の口から「移籍を希望している」とされる趣旨の発言が飛び出し、各国のクラブからの獲得報道が再燃。
2020-21シーズン終了後に、当時CBの補強を希望していたマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が成立した。
マンチェスター・ユナイテッド時代
2021年7月に移籍シたことが発表されると、プレミアリーグの開幕節の試合前に背番号「19」のユニフォームを持ったヴァランが登場。
これを持って正式に移籍が成立したことが発表された。
ユナイテッドでのデビューは第3節のウルブス戦となっており、この試合のクリーンシートでの勝利に貢献した。
フランス代表
代表にはU-18の頃から招集されるようになり、フル代表には20歳の頃にフル代表に初めて招集された。
その後も怪我をしていた期間以外は常に招集され続け、2018年ロシア・ワールドカップ優勝にも大きく貢献した。
ユーロ 2020にもフランス代表の一員として出場した。
350 matches as a Madridista ! A proud moment for me.
— Raphaël Varane (@raphaelvarane) February 25, 2021
Priceless memories with this club that will last a lifetime. 🤍#HalaMadrid pic.twitter.com/cJJ73uzeof
ラファエル・ヴァランのプレースタイル
ラファエル・ヴァランは右CBを主戦場としている。

191cmと大柄ながらスピードがあり、長い手足を上手く使う対人能力の高いディフェンダーだ。
空中戦・陸上戦どちらも得意としており、その上戦術理解にも一定の評価を得ているため非常に突破することが困難なディフェンスの一人だろう。
10代の頃からレアル・マドリードで出場機会を得ており、リーガ・CL・W杯など大舞台での経験も十二分に兼ね備えている。
マンチェスター・ユナイテッドに移籍した際には監督であるスールシャールがヴァランについて
「プレー以外にも【勝者】としてチームに良い影響を与えるだろう」
このように評価した。
このように高い評価を得ている一方で、ビルドアップで精彩を欠くシーンがしばしば見られる。
DFからのビルドアップが重要視される現代サッカーにおいて、ビルドアップ時の判断の悪さ(遅さ)がある点がヴァランの評価を下げてしまっている。
レアル時代にはCLのシティ戦で致命的なエラーを2回も起こしてしまった。
Varane vs Man City
— ⁶ 🐐 (@6Thiagoat) July 26, 2021
RUN IT BACK pic.twitter.com/LhERlFIe2S
ラファエル・ヴァランの特徴
ラファエル・ヴァランの特徴
- 空・陸両用ディフェンダー
空・陸両用ディフェンダー
ヴァランの大きな強みが空中・陸上戦どちらもトップレベルでこなせる点だろう。
体が大きく空中戦に強みを持ちながら、スピードがありスピードタイプのFWに対しても適応できるDFはそう多くはない。
リヴァプールのファン・ダイクやナポリのクリバリもスピードがあるタイプだが、ヴァランのスピードはこの二人も凌ぐ。
2020-21シーズン リーガの記録では地上戦の勝率が56%、空中戦の勝率が76%、トータルでは68%を記録している。
※以下参考値
地上戦 | 空中戦 | トータル | |
ヴァラン(リーガ 20-21) | 56% | 76% | 68% |
ファン・ダイク(プレミア 19-20) | 75% | 70% | 76% |
クリバリ(セリアA 20-21) | 51% | 57% | 54% |
ラファエル・ヴァランの今後
2021年にマンチェスター・ユナイテッドへ加入したヴァラン。
今後数年に渡ってユナイテッドのDFを率いていくのは間違いないだろう。
相棒のマグワイアと共に赤い悪魔の壁となれるかのか?
クラブレジェンドのファーディナンドとヴィディッチ級の活躍を期待したい。
また一般的にプレミアはリーガよりもより速く・より強いリーグであることが知られている。
リーガで通用したヴァランの強みがプレミアでも通用するのか?といった点においても2021-22シーズンは非常に楽しみである。
プレミアにおいてもヴァランの速さや強さを証明できるのか?
もしくは弱点を露呈してしまうのか?
リーガ・CL・W杯を制した男の真価が問われる挑戦となるだろう。
まとめ ラファエル・ヴァランに注目!
Still thinking about him 🥰💭
— Manchester United (@ManUtd) August 17, 2021
🔴 @RaphaelVarane#MUFC | #TuesdayThoughts pic.twitter.com/oLBmEIOWU8
フランスのリールに生まれたヴァランは地元クラブのライバルであるランスでプロデビューを果たし、すぐにレアルへと引き抜かれた。
レアルでは国内リーグ優勝3回、国内カップ優勝4回(スーペルコパ、コパ・デル・レイ)、CL優勝4回、クラブワールドカップ優勝4回と数々のビッグタイトルを手にしてきた。
28歳にして優勝請負人とも呼ばれるようになった男は遂にプレミアリーグへと上陸。
数シーズンに渡って優勝から遠ざかっている赤い悪魔を優勝へと導けるかのか?
今後の彼の活躍に期待しましょう!
ラファエル・ヴァランの着用スパイクはプーマ/ウルトラ 1.3
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